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「問いの立て方」を学んだ夜 in 福岡 ー HCDユーザーリサーチ入門ワークショップ開催レポート

トム

トム

拠点責任者

202603 HCD Community

「問いの立て方」を学んだ夜 in 福岡 ー HCDユーザーリサーチ入門ワークショップ開催レポート

2026年3月6日(金)、当社、カラビナテクノロジー株式会社福岡オフィスにて、「HCD専門家/スペシャリスト試験振り返り会&ユーザーリサーチ入門ワークショップ」を開催しました。HCDの資格取得を目指す人、すでに実践している人、そしてUXリサーチをもっと深めたいUX/UIデザイナーが一堂に集まった、密度の濃い3時間となりました。

きっかけは、前回フォーラムでの「また集まろう」という雑談から

このイベントの始まりは、2025年11月の「HCDnetフォーラム2025 福岡サテライト会場」での雑談でした。「試験が終わったら、みんなでお疲れ様会しようよ」という話がHCDNet副理事の水本氏にも伝わり、「じゃあワークショップも一緒にやりましょう」と膨らんで、今回の開催が実現しました。

当日のプログラム

夕方から夜にかけて、三部構成で行いました。

  • 18:00〜 HCD専門家/スペシャリスト試験の振り返り会
  • 19:00〜 ユーザーリサーチ入門ワークショップ
  • 21:00〜 懇親会

第一部:試験のリアルを聞ける、貴重な振り返り会

振り返り会には、11月のフォーラム参加者に加え、すでに資格を持つ現役の専門家・スペシャリスト、そして今後の受験を検討している方々も参加しました。 受験時の感想には、「自分の経験を言語化することの難しさ」「正月休みを返上して書類と格闘した」という苦労話も。一方で、「自分がこれまで関わってきたプロジェクトを、あらためてHCDの視点で捉え直す機会になった」という声も聞かれ、受験すること自体が実践の振り返りになっていた、という気づきも生まれていました。 資格取得を迷っている方にとっては、「合格者のリアルな声」を直接聞ける貴重な時間だったのではないでしょうか。

第二部:「なぜうまく質問できないのか」が腑に落ちるワークショップ

ワークショップのテーマは**「リサーチクエスチョンの立て方」**。手法の前に、「何を解き明かしたいのか」という問いの土台を体感するプログラムです。 まず準備なしで仮想ユーザーにインタビュー(ロールプレイ)→ユーザーの言葉から「ひっかかり」を書き出してリサーチクエスチョンを組み立て直す→もう一度インタビュー、という流れで進みました。 1回目と2回目のインタビューを比べると、問いの「深さ」がはっきり変わる。参加者からは、「ユーザーの深い課題感に一歩近づけた感覚があった」「自分がいかに思い込みで問いを立てていたか気づいた」という声が上がりました。チームでリサーチに取り組む際の認識合わせの重要性を、頭で考えるだけではなく、体感として理解できるワークショップでした。

第三部:懇親会で見えた、福岡のデザインコミュニティの熱量

懇親会では、会社や職種の垣根を越えた対話が続きました。日々の業務での悩み、HCD試験への想い、デザインのこれからについて、にぎやかに語り合いました。

参加者からは、こんな声も聞こえてきました。

「東京で開催されることが多いHCDのイベントを、福岡で体験できるのは本当にありがたい」
「資格取得に挑戦したいという意欲が湧いた」
「HCD福岡支部の創設や、他業界を巻き込んだイベントにも広げていきたい」

福岡には、HCDやデザインに対して熱い想いを持つ実践者が確実に増えています。今回のイベントを通じて、その熱量が「横のつながり」へと変わりつつあることを、肌で感じた夜でした。

おわりに

今回のイベントを一緒につくってくださった関係者、参加者の皆さまに、心より感謝申し上げます。

今後も福岡でこうした学びの場を継続し、クリエイティブ・デザインコミュニティの発展に貢献していきたいと考えています。

今回の内容や今後のイベントに興味のある方は、ぜひお気軽にお声がけください!

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