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アクセス分析とUI改善でBtoBサイトの受注率向上へ

豊ファインパック株式会社

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システム開発デザイン
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食品、医薬品、化粧品などの製品に使用される包装資材を提供する豊ファインパック株式会社。同社は、オンラインでの販売促進に力を入れており、Web上に様々な商品サイトが存在している状態でした。今回は、より営業効果を高めるためのサイトリニューアルを依頼いただき、商品サイトの情報整理を行い、オーダーメイド包装資材の受注率向上に貢献いたしました。

既存サイトを活かしながら散乱した情報を一つに集約

豊ファインパック様では、これまでの販売促進活動の賜物として、Web上にリッチコンテンツが多数ありました。しかし、それらの情報は、包装資材という商材の性質上、ユーザーに価値が理解されづらいという課題がありました。

そこで、まずは、Google Analyticsでのアクセスログ分析やメールマガジン・サテライトサイト分析を行い、ユーザーの動向を追いました。

最終的に、良質な情報が散乱しているため、ユーザーを適切に誘導できていないことが重要課題と結論づけ、それらを集約する1つのサイトを制作することを提案しました。

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BtoBサイトの顧客ニーズを的確に捉え、販売受注率アップに貢献

BtoBサイトの場合、BtoCのユーザーのようにお買い物を楽しみながら繰り返し訪問するというよりは、膨大な商品の中から、実務的で課題解決に必要な情報を素早くユーザーが見つけやすい状態にすることが必要です。

サテライトサイトの分析の結果、せっかく面白いメルマガがあっても情報量が多かったため、冗長性を減らすなど、見せ方を変える工夫が必要でした。

そこで、必要な情報を精査すべく、クライアントに一つ一つ丁寧に確認をとりながら、コンテンツの漏れやダブりを確認し、誘導すべきリンクに誘導できるようリダイレクト設定を行うなど、必要情報に素早く辿りつくための導線を整理しました。

加えて、商材の写真を撮影しなおしたり、検索機能の効果を上げるため、タグの実装を行いました。

これにより、探したい情報が見つけやすくなり、コンテンツ自体の価値がユーザーに理解されやすくなり、結果的に、販売受注率の向上に繋がりました。

納品後も、クライアントが使いやすいサイトをつくる

今回の案件の最終目標は、クライアントが問題なく運用できる使いやすい形で納品することでした。 既存の機能を問題なく使用でき、誰でも使いやすいサイトにすベく、最初の1ヶ月は、クライアントへのヒアリングや数値分析、情報整理に注力し、要件定義とワイヤーフレーム作成を進めながらCMSを構築しました。

受注から納品までには約4ヶ月を要しましたが、結果的に、納品後の顧客満足度アンケートでは高評価を得て、クライアントの販売促進とユーザビリティ向上に繋げることができました。

クレジット

クライアント

豊ファインパック株式会社

主に食品、医薬品、化粧品などの製品に使用される”包装資材”を提供しているメーカー。同社は、フレキシブル包装材料、包装機械、包装サービスなどを取り扱っており、オーダーメイドや環境配慮した包装ソリューションの開発にも力を入れている。

制作メンバー

ディレクション:moja、nao、asakura

データアナリスト:kotemen

エンジニア:Akashi

デザイナー:9do

アシスタント:fujico、tamtam

やってきたこと一覧