オイシックス・ラ・大地とさらに連携を深め、エンジニア採用を強化
ECで食品宅配を展開するオイシックス・ラ・大地がエンジニア採用を強化 システム子会社「カラビナ社」株式を追加取得し食領域ビジネスのDXを一挙に推進
安心・安全な農産品や加工食品、ミールキットなどの食品宅配を展開するオイシックス・ラ・大地株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:高島 宏平、以下 当社)はエンジニア採用強化を実施します。背景として、本年3月31日、当社の連結子会社であるカラビナテクノロジー株式会社(本社:福岡県福岡市、代表取締役社長:福田裕二、以下「カラビナテクノロジー」)の株式を、株主であるECシステム事業のダイアモンドヘッド株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役:柴田幸一朗 、以下「ダイアモンドヘッド」) から買取し、追加取得する契約を締結しました。取得後の当社の保有株数は70%となり、今後はカラビナテクノロジーとの連携によりエンジニア採用を強化し、ダイアモンドヘッドとは協業事業を推進します。一次産業から三次産業までの食に関わるあらゆる領域でDXを進め、グループ内外の様々なビジネスのエンジニアリングを統合的に推進します。
エンジニア採用強化の背景
当社は、「これからの食卓、これからの畑」を企業理念とし、食品宅配業を主軸として、食にまつわる社会課題をビジネスの手法を用いて解決することを目指しており、当社の事業を牽引しているサービス「Oisix」は、創業の頃より生鮮食品のEC販売を手掛け、現在はオイシックス ・ラ・大地として「大地を守る会」「らでぃっしゅぼーや」を含めた3ブランドを運営し全国で約39万人のお客さまにご利用いただいています(2021年2月時点)。 カラビナテクノロジーは、主にEC向けのWebシステム開発およびWebサイトの制作事業としています。当社とは2018年の子会社化からシステム提供で連携しており、連携する事業の案件も順調に増加しています。 また、昨今ではデジタル庁の創設が柱となるデジタル改正法案が進む中でもあり、コロナ禍の影響では様々な領域でのDX化が進んでいます。特に、ECで商品を購入することがより一般化しており、IT人材の確保は事業における重要な課題となっています。 今回の株式追加取得により、エンジニア採用の強化をはじめとしてシステム戦略全般の推進力をあげることも目的としています。
多様なキャリア志向に合わせて当グループやその他出資先への柔軟なキャリアパスが可能に
本件をきっかけとして、エンジニアのその時々の「成長したい方向性」「やり遂げたいこと」など多様な志向に合わせるため、自社サービスだけでなく、受託開発業務の分野でのシステム開発案件 も確保し、当グループ会社や、その他出資先、さらにはカラビナテクノロジーのクライアントも含めた食領域にまつわるIT化の推進を進めていく予定です。
例) ・Oisix、大地を守る会、らでぃっしゅぼーやの各「自社サービス」の開発による事業拡大への貢献 ・IT 資産ポートフォリオに基づく複雑性の高いシステム基盤のリプレイス ・新たな技術を活用したR&Dによる食関連新ビジネスの創造 ・アグリ・フードテック領域へのエンジニアリング貢献
首都圏と地方に拠点を持ちライフステージに応じた仕事環境を用意。ワーケーションの場としての想定も
カラビナテクノロジーでは本社のある福岡だけでなく九州のその他地域、さらには九州以外にも拠点の展開を計画しています。また、リモートワークの導入は当社及び、カラビナテクノロジーでも行っており、カラビナテクノロジーにおいては約7割の社員がリモートワークを活用しています。さらには福岡をワーケーションの場としての活用も期待しており、多拠点での仕事環境の整備を通じて、社員のライフスタイルの充実にも寄与していきたい考えです。
例) ・都市部で仕事をしながら色々な刺激を受けたい ・ワーケーションの場として地方拠点を活用。昼間は勤務し夜や休日は街や自然豊かなエリアを楽しみたい ・子育てのため自然が多い地域に住みつつも、仕事内容は第一線で面白いダイナミックな案件に携わりたい ・両親の介護をするために地元に戻っても、これまで培った技術やノウハウを活かした仕事をしたい
未経験の 人材も含めエンジニア採用を積極的に行い、一線で活躍できる人材を増やす
全国各地で未経験の人材も含め、エンジニア採用を積極的に行い、人材育成を進めることで、第一線で活躍できるエンジニアを国内に増やし、2030年に79万人不足すると言われているIT人材不足※の充足に寄与したい考えです。また、現在の食EC領域だけでなく、外食などのサービス業領域や農業・水産業・畜産業などの一次産業領域、さらには、それに付随する物流・配送などの産業領域についてのIT化、DXにも貢献して参ります。※2019年経済産業省「IT人材需給に関する調査報告書」参照
例) ・実家が農業・漁業など食関連に関わっている方が近くにいる ・地方出身者でITの力で地元に貢献したい ・首都圏から他の地域に住んでみたい。
オイシックス・ラ・大地 執行役員 兼 システム本部・本部長 大木よりコメント
前職のアマゾンジャパンでは小売事業の事業本部長を経験後、直近はAlexaに関わるCXを統括し、アジア・パシフィックのリージョナルディレクターとしてエンジニアとプロダクトマネジメントのチームを率いていました。自分のライフワークとして、食のビジネスに携わりたいと考えていたこと、オイシックス・ラ・大地が食と農を未来を創ることに対する真摯な姿勢に強い共感を覚え、2020年12月に入社、執行役員に就任しました。 これからの食の世界は、市場規模は巨大で、食品宅配市場は成長性が高いことも明白です。ミールキット市場も世界中で伸びています。加えて、環境保護や健康的な食生活への関心の高まりから、 食に求められるものが大きく変わっています。社会や消費者からのニーズに、テクノロジーを利活用しながら、どうやって応えていくか。ここに、やりがいを強く感じます。食領域のDXにおいて、過去最大規模の大規模プロジェクトが始動しており、大変やりがいが感じられる取組みだと自負しています。未来の食を作る取組みに参画してくれる方々をお待ちしています。
コメント詳細:https://recruit.oisixradaichi.co.jp/2021/02/26/1107/