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PHPカンファレンス初登壇レポート！｜PHPから学ぶインフラの世界について
PHPが熱い！「PHPカンファレンス関西」
PHPer（通称：ペチパー）をご存じでしょうか？PHP言語を愛するエンジニアの通称です。 PHPerが集う「PHPカンファレンス関西」に当社メンバーが登壇しました。
- 開催日：2025年7月18日（金）・19日（土）
- 主催：PHPカンファレンス関西2025実行委員会
2011年から過去9回開催されており、毎回その時のPHP最新情報やトレンドの話題で盛り上がるそうです。
エンジニア歴4年でイベント初登壇！
登壇者は、エンジニア歴4年のhizumiさん。
以前から「カンファレンスでの登壇経験はないし、やってみたいなぁ」と思っていたそう。今回のカンファレンスは当社がスポンサーということもあり、「登壇してみない？」と声を掛けられたのをきっかけに、登壇する運びとなりました。
PHPは"憎めない友達"
Web業界に入って、本格的に取り組んだのがPHP言語だったというhizumiさん。現在携わっている案件も、PHPを使っているそうです。PHPは古くから知っている"憎めない友達のような感じ”と語ります。
PHPの良いところとは？
hizumi： PHPは作りやすいんですよね。型を厳密に意識しなくても書けるので、とっつきやすい。 型がゆるいぶん、大きいプロジェクトだとバグを生まないように注意が必要というデメリットもありますけどね。
AWS×PHP～PHPから広がるインフラの世界
AWS（Amazon Web Services）認定資格を保持するhizumiさん。（※1） 自身が得意とするAWSとPHPを絡めて、「PHPからインフラ周りにも強くなろう！」という内容で登壇されました。
- タイトル
「Laravelで作るWebアプリを普通に真面目にちゃんとAWSにデプロイする方法 〜Franken PHPも試してみるよ〜」。
- 登壇概要
LaravelアプリをAWSにちゃんとデプロイするには？
PHPのフレームワークの一つであるLaravelを例に、Nginx（Webサーバ）＋PHP-FPM（PHP）＋RDB（DB）の構成で、環境構築の流れまでを解説。 さらに、FrankenPHPという軽量・高速な新しい仕組み（サーバとPHP実行環境が一体化）を紹介。
今回の登壇で一番伝えたいポイントは？
hizumi： 最近流行りのTypeScriptとかは、環境がシンプルなのでインフラをあまり知らなくても開発を始められるんですよ。 一方で、PHPは自分でちゃんと環境を整えないと動かせない。 だからこそPHPから入って開発は楽にやる分、環境構築を頑張って自然とインフラにも強くなれればいいんじゃないかなと思いますね。
（※1） hizumiさんが保有する認定資格
AWS Certified Cloud Practitioner AWS Certified Solutions Architect – Associate AWS Certified Developer – Associate AWS Certified Data Engineer – Associate
開発者も求められる"発表能力"～登壇者からの学び
今回、外部イベントの登壇に初挑戦したhizumiさん。 これからは開発者も「人前で話せる人」であるべきだろうな…と感じたそうです。 また、時間配分の考慮や資料の作り方に反省点が残るので、次回登壇にも意欲を見せていました。
hizumi： AIの台頭によって、コードはもはや人間よりも高いレベルに達しつつあるんですよね。だから、開発者は「開発ができればいい」っていう時代は終わるんじゃないかな。 これからは「何かを発信する力」も必要になってくると思う。 いかにわかりやすく伝えられるか？どう観衆を引き付けられるか？ってことを考えなきゃダメだと思うんですよね。
僕の直前に登壇された方は、観衆を引きつける力が圧倒的でした。他の登壇者からインスピレーションを受けられるのも登壇するメリットの一つかもしれないですね。 だから次回は、「聞いてくださる皆さんが何を聞きたいのか」という視点で登壇内容を考えてみたいです。例えば、「こんな課題があったけど、こういう風に解決できたよ」っていう案件の実例を紹介すると皆さんに興味を持ってもらえるのかなって思ってます。
最後に～エンジニアの強みって？
初めてのカンファレンス登壇エピソードから、自身の開発や言語への思いを熱く語ってくれたhizumiさん。エンジニア4年とは思えない知識量と、熱意が伝わってきました。
最後に、そんなhizumiさんが考える”エンジニアの強み”についてご紹介します。
hizumi： エンジニアって業務以外で勉強したことも仕事に使えるんですよ。 だから、キャリア歴に関係なく、自分次第でどれだけでも成長できる。 これって大きな強みだと思いますね。
今回のカンファレンスにご参加くださった皆さま、活発なご質問やご意見を本当にありがとうございました。
また、貴重な登壇の機会をくださった主催者の皆さまにも深く感謝申し上げます。
以下に当日の資料と参考リンクを掲載いたしますので、ぜひご覧ください。
- 登壇資料 ：Laravelで作るWebアプリを普通に真面目にちゃんとAWSにデプロイする方法
- イベント公式サイト：https://2025.kphpug.jp/
今後もこうした知見をシェアしながら、学びを広げていければと思います。