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「つなぐ」が出会った日 〜 共同イベント開催レポ:アイデアソン in 北九州

ロミー

ロミー

プロジェクト推進/コミュニケーター

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「つなぐ」が出会った日

〜 共同イベント開催レポ:アイデアソン in 北九州

2025年6月23日(水)、株式会社ドーワテクノスの施設 「TSUNAGU FACTORY」(北九州市黒崎)にて、合同ワークショップを開催しました。

ITとものづくり、デジタルとフィジカル。一見すると畑の違う両社が、同じ空間で模造紙を広げ、笑い合いながら10年後の未来をワイワイ語り合ったイベントレポをお届けします。


ドーワテクノスさんってどんな会社?

まず、株式会社ドーワテクノスについて少しご紹介します。

1948年創業、70年超の歴史を持つ総合技術商社さん。安川電機の正規販売代理店として大手鉄鋼・化学メーカーとの直接取引を重ね、現在は国内19拠点、タイにも現地法人を展開するほどの規模に成長されています。

数字より興味深いのが、この会社さんの「哲学」。モノを売るだけの商社ではなく、「人と人・企業と社会をつなぐ存在」を目指しているところです。製造業の人手不足に対するロボット自動化推進、食品ロス削減につながる超高速凍結機「ZERO-03」の開発、高齢者・障がい者の就労機会を生む小規模植物栽培システム「アグロット」…と、現場に密着する姿勢で社会課題の解決に向き合う企業です。

TSUNAGU FACTORYは「場所」だけじゃなく「思想」

会場となったTSUNAGU FACTORYは、2023年にドーワテクノスさんの本社(北九州市八幡西区黒崎)の隣に設立された施設。「価値創造型ビジネスモデル構築」を掲げ、地域との共創、新しいアイデアを生み出す場として機能しているそうです。 その名の通り、「つなぐ」がテーマ。お客さんと繋がり、アイデアを出し合う社員同士が繋がり、地元企業同士が繋がる—そんな思想が空間に宿っていました。

施設内に入ってまず目に飛び込んでくるのは、世界的ポップアーティスト、ロメロ・ブリット(Romero Britto)氏の作品。「技術商社がアート?」と私自身も意外に思いましたが、お話を聞くと、明るくポジティブなエネルギーで社会とつながるというブリット氏の姿勢が、ドーワテクノスさんの企業理念と重なっているから、とのこと。中でも、ロメオ氏が描くアンディ・ウォーホルの自画像(原画!)はかなり印象的。ウォーホルが会場全体を見守る中でアイデアソンが行われるという、なかなか熱いシチュエーションでした。

「台形の机3つを組み合わせて三角形のテーブルに変形させてみましょう!」とドーワテクノスさん。そんな独特の会場で、設営の段階から、すでにワークショップは始まっていました。

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アイデアソンを楽しむ

キックオフ&アイスブレイク

まずはお互いの自己紹介。 「商社としていろんなメーカーの数十万のアイテムを卸すという商売と、それらを組み合わせてお客様の課題を解決するという2つの軸を持っています。現場のハード寄りの会社なので、カラビナさんとは分野が違うからこそ、話すと面白いんじゃないかというのが今日の趣旨です。」ドーワテクノスさんからは、こんな言葉をいただいて、イベントのキックオフとなりました。

その後、両社の参加メンバーをシャッフルして2〜3人ずつ2チームに。初対面同士が混ざって、和気あいあいと各チーム内でアイスブレイク。

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お題 「10年後の未来」を考える

チームA「10年後の衣食住」 チームB「10年後の工場」

いよいよ、模造紙と付箋を使ったブレインストーミングへ。 「いいね!」「それ面白い!」という声とともに付箋がどんどん貼り重なっていく。魅力を書き出したら課題を書き出す、付箋を衣食住のカテゴリごとに分類する、一番気になる課題を絞り込む、そして解決策のアイデアへ——というプロセスを踏みました。 チームが途中で入れ替わり、他のチームの議論を引き継いでファシリテーターが共有するシーンも。異なる文脈から来た人が同じ模造紙を見ると、違う発見が生まれる面白さがありました。

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発表

チームA 「10年後のフードデリバリー」

AI・ドローン・センサーの発達を踏まえ、10年後のフードデリバリーは「当たり前の未来」として実現していくはず、という予測ベースの発表。面白かったのはその先の議論。「自動化が進んで仕事がなくなったら人が溢れるんじゃないか?」という課題に対して出てきた答えが—「結局、消費者としての人間はいなくならない。だから人がいる限り、また新しい仕事が生まれるはずだ」と、チームで話し合ったからこその、力強い意見を共有してくれました。

チームB 「工場のリブランディング、工場のUSJ化」

現状の工場のイメージ —「汚い、きつい、危険」「同じ作業を繰り返す」「自由がない」—に着目し、それを解消するためのリブランディング案を発表。インフルエンサーを巻き込んで「工場の仕事をゲーム化する」「職人技を披露するタレント的な存在を生む」「アイデアを工場で形にできるユーザー参加型の仕組みをつくる」というアイデアが登場。キーワードは「テーマパーク的な工場」。 発表を聞いていたチームAからも「かっこいい制服とかそういうのが工場でも流行るといいよね!」という意見も。遠方からの参加者が「田舎の工場にこそ、そういうテーマパーク的な魅力が必要なんです」とリアルな現場感を添えてくれたのも印象的でした。

懇親会 〜 いつもと違う会話がおもしろい

アイデアソンのあとは懇親会。ここで登場したのが、当社カラビナのお決まりの文化「あだ名をつける会議」の再現。ドーワテクノスさんのメンバーから3名に出てきてもらい、旅したことのある場所、好きな楽器、得意なこと、推しについてなどを質問。それをもとに、みんなであだ名を考えてわいわいしました。

普段の仕事現場では話されないようなこと、たとえば「実はイランの楽器を弾けるんですよ!」を聞いて、かなり盛り上がりました。知らない面を浮き彫りにすると、その人のことがさらにぐっと立体的になりますよね。

「つなぐ」が重なる

「つなぐ」を冠した施設で、その共通した哲学を持つ企業がアイデアをぶつけ合う。現場のフィジカルから社会課題に向き合うドーワテクノスさんと、デジタル側からさまざまな課題解決を提供するカラビナテクノロジー。見ている景色は違うけれど、「つなぐ」という言葉にそれぞれの思いが宿っていて、だからこそ同じ空間で話すことの親和が楽しかったです。

次回の開催も約束して、いい雰囲気でイベントを締めくくりました。 また近々ご一緒できるのが楽しみです!

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クレジット(カラビナ側のみ掲載) 精鋭軍団:moja,tim,kimkim,L,bul 盛上げの達人:koumei 仕切りの達人:meijin 写真・文:romy

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