——自己紹介をお願いします (インタビュ1010さん)
アインと申します。
カラビナのニックネームはkuro。
ベトナム出身 です。
バックエンドエンジニアとして入社して、今はフロントエンドエンジニアとして仕事をしています。
——入社して何年になりますか?
桜の季節になったら3年目です。
カラビナに来た最初の日にお花見があったので、よく覚えています。
ベトナムにはお花見はないので、それが人生で初めてのお花見でした。
——あ、そうでしたよね!お花見のおつまみにベトナムのお土産を持ってきてくれましたね。
About Kuro
——学生時代は、どんなことに熱中していましたか?
ちょっと恥ずかしいんですが...
学生時代は漫画、映画にハマっていて、特にゲームにはめちゃくちゃ熱中していました(笑)
中学生の時からゲームクラブに入っていて、ゲーム大会を企画したりもしていました。
ほんとにゲームに夢中でしたね。
——カラビナにもゲーム好きの人がたくさんいますよね。カラビナでもゲーム大会をやりましょうよ!
実は、大学を卒業してからゲームの時間を削りました。
その削った時間を、今は日本語の勉強に使っています。
——えらい!大学では日本語の授業はなかったんですね?
大学でも日本語の初級の授業はありました。
でも、実はサボってばっかりいました(笑)
思えば大学は真面目に行ってなくて、サボることが多かったです。ほとんど勉強していないんですが、試験はパスしていました。
中学校も高校もあんまり勉強していなかったんですが、、なぜかテストの点数は想像以上にとれていました。
——好きな言葉を教えてください。
好きな言葉は
恥ずかしいですが『ワンピース』のセリフで
「海賊王に俺はなる」
です(笑)
海賊王になりたいわけではありませんが、尾田先生は「海賊王は、世界一自由な人だ」と言っています。
世界一自由な人...
そうありたい、だからこの言葉が好きです。
ベトナムから日本に来た経緯
——カラビナに入社する前、ベトナムではどんな仕事をしていたんですか?
日経の会社のベトナム支社で、ブリッジエンジニアとして働いていました。 コーディングからマネージメントまで対応し、けっこう忙しかったです。
——日本で働こうと思ったきっかけは?
ベトナム支社でインターンとして働いていた時に、
「ITの仕事は好きだけど、コーディングは好きになれない。給料もそんなに高くないし...」
と思っていて、どうやって働いていこうか悩んでいました。
で、どうしようかと悩んでいた時に
ブリッジエンジニア
という職種にチャンスを感じるようになりました。
そこがきっかけです。
——ブリッジエンジニアって???
ブリッジエンジニアは、日本とベトナムのITの仕事を橋渡しする仕事です。
これから、日本はお年寄りが多くなって若者が少なくなりますよね。
そうなると、日本のITのリソースは足りなくなって、ベトナムに仕事がたくさんくるのではないかな?と思いました。
また、ブリッジエンジニアは圧倒的に給料がよかったんです。コーダーの5倍くらいです。
そこにチャンスを感じて、日本語を勉強するようになりました。
——ブリッジエンジニアとして働きたくて日本語を勉強しようと思ったんですね!
でも、ベトナムで勉強しても会話とかは上手になりません。
やっぱり語学は、現地に行ってたくさん話さないとダメです。
で、日本に行って働きたいな〜と思っていたときに、大学の同級生のhatくんから、カラビナを紹介してもらいました。
(hatくん)
——日本に来て生の日本語に触れてみてどうですか??
日本に来てから、嫌いになった日本語があります。
その言葉は、「大丈夫」 です。
「大丈夫」という言葉は、便利すぎます。イエスなのかノーなのかわかりませんね。
特に買い物をするときとか「大丈夫ですか?」と聞かれて、どっちの意味で言っているのかわからない時があります。
でも...便利なので最近僕も「大丈夫です」と使うようになってきました(笑)
Kuroくんから見たカラビナテクノロジー
——カラビナに来た時の印象はどうでしたか?
「残業が多そう、いつも仕事ばかり、めっちゃ厳しい」
ベトナムにいたときには日本の会社はそんなイメージでした。
でも、カラビナで働いてみたら、その厳しいイメージとは全然違いました。
ん〜全然、普通の会社ではなかった(笑)
——普通の会社ではない….??いい意味で、ですよね?
もちろん、いい意味です。
あと、リモートワークもカラビナに入ってから初めて経験しました。
ただ、入社した当初はあまりリモートはしませんでした。
なぜかというと、入社した当初はバックエンドエンジニアとして仕事をしていたので、チームメンバーとのコミュニーケーションが必要です。なので、出社して直接話した方がいいと思っていたし、あとは出社した方が仕事も貰えるかなと思って。
でも、今はフロントエンドの仕事がメインです。
フロントエンドは一人で仕事することがほとんどなので、基本的にはリモート。
用事があったら出社する感じです。通勤に時間にかけず、別のことに有効に使った方がいいかなとも思ってます。
——kuroくんは、バックエンドとして入社したんですよね。今はフロントエンドとして働いていてバックエンドからフロントまでこなしていますが、勉強するときのコツはありますか?
「こなす」は言い過ぎですけど(笑)
自分は「理論」より、実戦でマスターしていくタイプです。
基礎的なことやその言語や技術で何が出来るかを勉強したら、すぐにやってみます。
試行錯誤しながら覚えていきます。
それと、わからないことがあったら、もっと詳しい人に聞いたりすることも大切にしています。
悪い方法か良い方法かに関わらず、他の人の意見をちゃんと受け止めてそれから分析してより良いやり方を自分で考えるようにしています。
自分のやり方が一番良い方法だと思っていません、もっと良い方法があるんじゃないか?といつも考えるようにしています。
横柄...??と言いますか、日本語では?
自分が一番正しいと思うのは、タブーですね。
——カラビナメンバーってどんな人が多いと思いますか?
「自覚」を持っている人が多いと思います。
カラビナではリモートをしたり自由に働いている人が多いです。 でも、自由に働いていますが、自分の仕事に責任をもって働いていると思います。
カラビナでは、「管理者がいない組織」を作っています。
そういう組織にいるんだっていう「自覚」を持っているメンバーが多いですし、その自覚を持っている人が集まっている今のカラビナは概ね成功していると思います。
Kuroくんのこれからとカラビナのこれから
——今までに経験していないことでやってみたいことはありますか??
...ちょっと恥ずかしいですが、、
漫画の原作者とか小説家になりたい
と思っています。
ストーリーを考える仕事です。
あとは、本屋を経営してみたいとも思っています。TSUTAYAカフェのように、いろんな本が置いてある本屋さんを開いてみたいです。
——ステキですね...!!
カラビナメンバーとしてのビジョン
——最後にカラビナメンバーとしてのビジョンを教えてください
もっとグローバルになって欲しいと思っています。
リモート、自由、管理者のいない組織
というワークスタイルは、もっと世界に広げていけると思います。
まずは、僕がブリッジエンジニアとしてベトナムに作りたいですね。
カラビナのベトナム支社が作れるんだったら、他の国にだって広げていけます。
そのために、もっと日本語を上手くならないといけませんけど(笑)
——Kuroくん、もうかなり上手ですよ!ありがとうございました!