カラビナブログ

肩書きはジョニーパーティ主宰 Jony メンバーインタビューvol.2
nda エンジニア

ABOUT ジョニー藤村

member jony

——自己紹介をお願いします

ジョニーと申します。

カラビナでは、

組織づくり推進役&ジョニーパーティ主宰

っていう肩書きでやっています。

昔はバックエンドエンジニアをしていたこともありましたが、ジョニーパーティしたいなって思い、ジョニーパーティーすることにしました。

宜しくお願いします。

——ありがとうございます。ジョニーパーティーについては後ほど聞かせてください。ジョニーさんは入社して何年目ですか?

2015年の10月1日入社なんで4年と1か月です。節目の年ですね。

——節目の年?ジョニーさんは、カラビナに入社する前はどんな仕事をしていたんですか?

カラビナに入る直前は、別の会社でバックエンドエンジニアをやってました。スーツ着てコード書いてましたね。

—— 元々エンジニアだったんですね。

実はですね、エンジニアじゃなかったんですよ。大学を卒業した後は、数学の教員をやってました。塾と高校で計5年間、先生してましたね。

——教師からエンジニアになったんですか!?

教員からすぐにエンジニアになったわけではなく、教師を辞めた後は「Edtechのスタートアップをやりたい!」」と思って起業しようとしたんですよ。でも、うまくいかず、半年後貯金がつき、毎日ラーメンしか食わず、ネカフェ難民になったこともありました。

”このままじゃやっべぇ..”と思って、そこからエンジニアになりました。

カラビナが生まれるまで

——カラビナテクノロジーは、どうやって始まったんですか?

知り合いがuzさん(カラビナテクノロジー社長)を紹介してくれた

のが、きっかけですね。

その当時、僕はエンジニアとして働きつつ起業したくて『大学受験専用のSNS(ビジョナリーウォール)』を一人で開発してたんですが、そんなとき友人から

「ECサイトを作ってほしいって言っている知り合いの社長がいるんだけど、会う?」

って誘いがありました。

もうなんでもいいから何でもチャンスが欲しいと思ってたんで、すぐに会おうと決めました。

飲みの場で、自分が作っていた『大学受験専用のSNS』をuzさんに見せたところ、

「これいいじゃん」

って褒めてくれたんです。3年くらい1人で作ってたんでめっちゃうれしかったですね。まぁ
uzさん覚えてないと思いますけどw

そんなこんなで、その飲み会からuzさんと親しくなりました。

——そこで、意気投合して「会社作ろう!」ってなったんですか?

いえ、そこからしばらくは業務委託のような形で、uzさんから仕事を受けていたんです。

2ヶ月後のある日ですね

『会社作ろうと思うんだけど、来ない?』
と誘いがありました。

2秒以内に「いきます!」って返事しましたね。だって、会社をゼロから創れるチャンスなん
てそうそうないですから。

カラビナ創業1日目

uzさんと会社を作ることが決まって、いろいろ考えましたね。

創業メンバー何人いるのかなーとか、仲良くできるかなぁとか。

で、初日行ったらオフィスにはuzさん以外、誰もいませんでした。
 
uzさんに

「....他のメンバーまだ来てないみたいですけど、まだ来てないんですか?」

って聞いたんですよ。そしたら...

「え?いないよ?」

って。

first-day

そのときは、”やべぇえ、詰んだ。。”って思いましたね。

ただ、その反面、”ゼロから会社を創れるんだ!”というワクワクも感じていました。

それが、2015年の10月です。

仕事が楽しくて仕方ない会社を創りたかった

—— 今のように「自由に働きやすい組織とか働き方の先進的な組織」を目指して創ったわけじゃなかったんですね?軽いノリ的で始まった...??

まぁ、はじめは軽いノリな部分はあったかもしれませんw

ただ、ゼロから会社を立ち上げるので、どんな会社を創りたいかっていうのはやっぱり考えるじゃないですか。

そのときに考えてたことは、「8時間働いた後に楽しむ」ではなく

「働いている8時間が楽しい」

そんな働き方ってできないのかな?ってことですね。

——どうしてそう思ったんですか?

実際、僕一人でサービスを作っていた時、何時間コード書いていても平気だったし楽しくて仕方なかったんです。
会社でも同じことができないかなと。

自分が作っていて楽しいサービスを創る。そして、そのサービスによって世の中にインパクトを与える。

エンジニアなら、そんな働き方ができるんじゃないかなってありました。

そんなことを漠然と思っててそれをuzさんが話したら、uzさんも同じようなことを考えていたんです。

——意気投合したんですね。「カラビナをどんな組織にしたかったか」の話、もう少し詳しく聞かせてください。

「出社するのが嫌な会社は作らない」

これは、最初に決めていました。朝起きて会社行くのが嫌な会社、これは絶対に作りたくありませんでした。

飲み会に参加するのが嫌な会社にしない

それともう一つ

「飲み会に参加するのが嫌な会社にしない」

これがすっごい大事なことで、だいたいの会社って会社の飲み会に参加するのって嫌な人が多いと思います。でも、そんな会社は絶対作りたくないし、飲み会が楽しい会社っていい組織なんじゃないかなと思うんです。

カラビナの裏ビジョンは「飲み会が楽しい」ですね。

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(2019年の創立記念日)

——そこから4年経って、今のカラビナはどうですか?

最も重要な「飲み会が楽しい会社」は守られてると思います。最も重要視してきたのでw
 
その次の「出社するのが嫌な会社は作らない」ですが、行きたくない時もありますよ。

疲れがたまっているときとか。

でも、会社に行きたくない理由で良くないのは、”会社の同僚に会いたくない”とか”先輩に会いたくない”とかだと思うんですよね。

そういう意味では、会いたくない人はいないので、『会社に行きたくない』って思ったことはないですね。会いたい人がいっぱいいるので、ここも守られているかな。

—— 創業当初はビジョンが体現できていたけど人数増えていって社風が変わったみたいな話ってよくあると思うんですが、当初の思いを守るために意識したことってありますか?

「会社っぽくない雰囲気をつくる」

ってことですね。

たとえば、朝iPhone のアラーム音がなった瞬間、嫌な気持ちになるのってサラリーマンやっていると体に染み付いてしまっていると思います。でも、それを感じさせないためにはどうしたらいいのか?ってことは考えていて。
それなら、会社らしくない会社にしたらいいんじゃないかなと。

——...会社らしくない会社。それが、ジョニパ?

それが、ジョニーパーティーです。

カラビナの課題ってどんなところ??

—— ジョニーさんから見て「カラビナの課題」ってどんなところですか?

僕は4年と1か月カラビナにいて、かなり幸せな4年間だったですよね。このまま死んでもいいかなってくらいw

でも、最近

“いや待てよ。。俺は起業して世界を変えてやるとかって思ってたんだ、このままじゃだめだ”
 
と思い始めたんです。

僕自身その精神を取り戻したいし、カラビナにもそういう起業家精神を持った人をもっと増やしていきたいんです。そして、カラビナに起業家が増えていってぐつぐつ沸騰させていきたい。

今は「幸せだなぁ。楽しいなぁ」で終わってしまっているので

『やっていくぜぇええ!!』

みたいな雰囲気をつくっていきたいです。もっとギラギラしていいんじゃないかなと思ってます。
いろんな課題はありますけど、ここが課題ですね。

——もっとギラギラしようぜ!ってことですね?

ん〜、ギラギラっていっても「もっとお金を稼ごう」だったり「他人を蹴落としてのし上ろう」という意味ではなく

「こうしたらもっと世界が、面白くなるんじゃないか」

っていうような雰囲気でギラギラしていきたいんですよね。

みんなが、明日起きるのがすっごい楽しみになるようにするためにどうしたらいいか、ここにもっとモチベーションを上げていけるような会社でありたいなぁと。

僕自身も忘れかけていた部分でもあるので。

自分が、周りが、福岡が、日本が、、そして世界が面白くなるためにグッツグツ沸騰していきたいですね

組織作り

——ジョニーさんは今、組織作りの勉強会とかしてますが元から組織作りみたいなことをしたかったんですか?

僕は元々教育に携わっていましたが、組織作りに興味がある理由も教育現場にいた理由も根本的には似ています。

僕が思っているのは
 
「目前の人が幸せだったら、自分も幸せになるかな」

ということです。

世界中全員が幸せになればいい、とは思ってないんですけど自分が単純に好きな人がいるのに、その人を幸せにしたいなと思った時に助けてあげられないのはすごい嫌なんですよね。

組織作りとか教育の業界って、目の前の人を相手にしてその人の幸せについて考えていくので、そういう意味でどちらにも興味があるのかもしれませんね。

—— 最近では、組織作りの勉強会をしたり本や雑誌を読んだりといろいろと組織作りについて勉強されていますよね。組織作り業界?には、どんな印象を持ちましたか?

僕が組織作りの仕事を始めてから、ちょうど半年が経ちました。
半年の間に、ツイッターやブログなどいろんな会社や人を調べてみましたが、

「関東の人たちの本気度、、やべぇ...」

っていうのがまず思ったことです。ここまでやるかっていう。

そして、関東の人たちはいろんな人に会って情報交換して、勉強会開いたりと活発に活動しているなって思いました。

一方で、福岡はまだまだ少ないので、福岡の組織づくりの業界も沸かせたいんですよね。福岡の組織作りを沸騰させる原動力として、先日組織づくりの勉強会もはじめてみました。

——福岡はまだ本気度が足りないと?

いや、まだまだいける!って感覚です。
そして、熱量が東京と福岡が同じになった時、福岡っていう地方の強みが出てくると思っています。
東京はどうしてもライバルが多くて、いいアイディア出ても真似されたり、つまりオリジナリティーが出しにくい。

一方、福岡は地方独自の会社の規模感だからこそできることとか、地方ならではの問題だったりってあります。東京の人と同じくらい組織作りについて勉強した状態で、そういう地方独自の課題に立ち向かうとすごい面白いんじゃないかって思います。

オリジナリティーでは負けたくないし、地方の独自性ってインパクトすごんじゃないかな。

「心のカツラ」をはずせる会社でありたい

—— 最後に、ジョニーさんが大事にしていることについて教えてください
jony-kokoro-no-katsura
 
「素の自分でいること」

これを大事にしていきたいと思っています。

それは、僕自身だけではなくカラビナのメンバーも素の自分でいれるような会社でありたいなと。

「自分をかっこよく見せる」だったり「すごいと思われたい」だったり、あとは、、「髪の毛を多く見せる」とか自分を偽って生きている人って多いですよね。というより、ほとんどの人が自分を偽って生きていると思います。

つまり、「心のカツラ」を被っているんです。

ただ、素の自分を出さないで生きていても、永遠に幸せになれないと思うんですよ。誰と話していても壁がある状態だし、自分のやりたいことをやれてない状態。
なら、、

“もういらないじゃん、そんな心のカツラは...”って思うんですよね。

偽らないで素の自分でいた方が、幸せにコミュニケーションとれるはずだし、何より素の自分で、才能を発揮した方が絶対に活躍できると思う。

だから、素の自分でバリューを発揮できる会社でありたいし、僕自身も同じです。

僕の肩書きは「ジョニーパーティー主催」というわけわからない肩書きなんですが、素の自分でいれるのでとても幸せだし、素だからこそバリューが発揮できるなって思ってます。
とはいえ、偽らないといけないシーンもあるとは思います。

でも、、95%くらいは素の自分でいられるようにしたいなと思います。

心のカツラをはずせ!!

—— ジョニーさんありがとうございました。

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